自分の限界の目安を知る
あなたは、自分の心の限界サインを知っていますか?
2人を子育て中の我が家での私の限界サインは、
一日中、ひとりになりたい。。。
です。
なぜこれが限界サインなのか。
それは、無理に近い願望だからです。
「一人になりたい」だけでは、まだ限界サインではありません。
週末に主人に子どもを見てもらうとか、一時預かりに申し込むとか、
一人になる方法はあるからです。
「一日中」がつくことで、一気にできる可能性が低くなります。
普段の心が元気な私でも、
「少しだけでも一人になりたい( ´Д`」
と思う瞬間はありますが、
一日中一人になりたいなんて微塵も思いません。
今の環境では、まず実現不可能なことだとわかっているし、
子どもと一緒の時間は(大変なこともあるけど)やっぱり
可愛くて大切な宝物だからです。
このサインが現れたのは、
長男が年長、
次男が2歳半の夏のこと。
この頃は、子どものどちらかと常に一緒の毎日が合計で6年間経っていました。
そして、あと半年で次男は幼稚園に入園する予定だったので、
“あと半年頑張れば自分の時間が持てるようになる”
という希望を抱いていました。
しかしこの希望がいけなかったのでしょうか、今までは当たり前のことだからそこまで辛いとは思っていなかったのに、
おそらく、
日中は一人になれる日が先に見えてきたことで心が不安定になったのです。
毎日子どもと一緒で自由な時間なんかわずかしかなく、四六時中子どもに意識を向けて生活することが精神的に辛くなり、
ある日のこと、
一日中、ひとりになりたい。。
と、寝かしつけのため布団に入っているときに涙を流して泣いていました。
落ち着いてこのときの出来事を振り返ったとき、泣いていたときの感情はそこまでありませんでしたが、あのときの自分は危なかったな。。と思ったのです。
またあの感情が出てきたら危ない。
そうならないためには子どもと離れる時間を作らなければ、、
そうだ、一時預かりに定期的にお願いしよう。
このことを主人に話して、
一時預かりを予約して、
1週間に半日と一日の2日間、
お願いすることに決めました。
半日で1500円
一日で3000円。
金銭的に負担になるのと、専業主婦なのに
料金を支払って見てもらう後ろめたさで、
本当の気持ちはもっと預けたかったのですがそれはできませんでした。
でも今なら、そのときの自分に、
「今は必要な出資だから金銭的なことを気にしなくていいし、後ろめたさなんて感じなくていいから自分が潰れないように預けなさい」と言ってあげたいです。
専業主婦のお母さん、お父さん、
無理していませんか?
専業主婦なのに自分の時間確保のためにお金を使って、、なんて思っていませんか?
どうか、そんなことは思わないでくださいね。
専業主婦でも、ひとりの時間は大切です。
人間にとって、ひとりの時間は大切です。
子どもと離れる時間は、親子のために必要です。
四六時中一緒にいるのが本当の子どもへの愛ではなく、離れても愛は変わりません。
夫婦が一緒に過ごす時間が長くて煮詰まってしまうのと同じで、親と子でも息抜きができなくなります。
↑この言葉は全て、四六時中一緒の子育てで悲鳴をあげていた自分に伝えたかったことです。。
話を戻しますが、
自分の限界サインは人それぞれ違うと思います。
限界サインを知ることで、自分で自分を救えるようになります。
どうか、自分で抱え込まないこと、誰かに助けを求めることを大事にしてください。
このブログを読んでくださった
お母さん、お父さんの精神的な辛さが、
少しでも開放されますように。